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|  | 大学行政論〈1〉 価格: 2,415円 レビュー評価:1.0 レビュー数:3教授会にやられ続けた氏のルサンチマンが読み取れる。しかし、APUではその教授会に権限を持たせずに、この本にあるように、職員主導でまわした結果、教育は???率直に言って、法人の宣伝と、実際に教えていた人間の体験話との差が激しすぎる。実際に教えていた人々の話が真実だとすると、川本モデルは所詮成功していないことを意味する。そのあたりの背景を知っていると、そう思って読むと、非常にこの本は深く読める。
 | 大学行政論〈2〉 価格: 2,415円 レビュー評価:1.0 レビュー数:2どこまでいっても教育とは、人と対面し、教え、その理解を確かめ、また教える。そういう地道な活動である。そういう地道さを一切排しているところに、氏の教育論がある。この本は、その象徴といえるだろう。真面目に教育をしなければならない。人生をかけて迷っている本当の学生を思い浮かべながら読んでいけば、この本に書かれていることは、教育ではなく、教育ビジネスだということがわかる。
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| 市民社会論―歴史的遺産と新展開 (立命館大学叢書・政策科学) 価格: 4,095円  レビュー評価:5.0  レビュー数:1  「市民社会」という言葉は、至る所で耳にするが、 その意味する内容は発話者によって千差万別である。 冷戦崩壊以降、「市民社会論ルネサンス」と呼ばれるように、その重要性が見直され、民主主義をより高次なものへと発展
 させるためのキーワードにもなっている。
 本書は、三部構成である。第一部では、現代日本(特に戦後直後)において、
 「市民」や「市民社会」概念がどのような文脈で使われてきたのかを、大塚久雄や丸山眞男などの知識人に焦点を当てて整理する。
 第二部では、近年興隆している「新しい市民社会」論がいかなるものなのかを、欧米の研究を丁寧に紹介し
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